自分でできる栽培ガイド・マメ知識
植物のお手入れは季節ごとに少しずつ変わってきます。
植物を長く楽しむために必要なこの季節の手入れ方法をご紹介いたします。
秋植え球根の植付や、庭木の果実類の種とりや種まきにも適した季節です。
観葉植物などは寒くなっても屋外に出したままだと弱ってくる場合もあるので室内で育ててあげましょう。
今月の水やり
庭植えの場合、常緑樹は地面が乾いたら水をやります。ただし、ひどく乾燥している場合はこまめに様子を伺いながら水を遣りましょう。鉢植えは鉢の表面が乾いたら水をたっぷりと。
今月の肥料
これから花を咲かせる常緑樹には緩効性肥料を、来春花を咲かせる落葉樹には遅効性肥料を与えてあげましょう。
今月の病害虫対策
少しずつ寒くなってきて、気温が下がると密生した枝葉などに「うどんこ病」が発生しやすい状態になります。「うどんこ病」とは、茎や葉が白くなり、ウドン粉をまぶしたようになる木の病気の事です。風通しや水はけをよくして発病を防ぎましょう。また、落ち葉はすぐに取り除き処分しましょう。
害虫は徐々に見られなくなってきますが、いなくなったわけではないので、木の異常を見かけたらすぐに辺りを観察し、害虫を発見したらすぐに駆除し、来春に持越さないようにしましょう。
どう手をつけていいのかわからない、そんな時はがーでんパパまでご相談ください。
今月の植物
10月によく見かける植物と言えば、「アイビーゼラニウム」「ホトトギス」「ダリア」。日に日に涼しくなり、秋の気配を感じる季節になりました。
アイビーゼラニウム (フウロソウ科テンジクアオイ属)
ホトトギス (ユリ科ホトトギス属)
ダリア (キク科ダリア属)